1人のまつりPがミリオンキャスティングで意識したこと
まえがき
自分はブログを書くのがとても苦手です。
たまに書きたいと思うことはあるのですが、中途半端なところまで書いて下書きのままお蔵入りのパターンばかりです。
それでも、今回のミリオンキャスティングでどんなことを考えていたか、後から振り返ることができるように何らかの形で残しておきたいと思ったのと、もしこの記事を見て喜んでくださる方が少しでもいたら嬉しいという思いでパソコンに向き合っています。
ミリオンキャスティングの期間に自分が意識していたこと、特に「まつり陣営」への働きかけを中心に、どのようなことを意識していたのかを断片的にまとめた記事となります。そのため、戦略的な内容はあまりありません。
本当はもっと読みやすい、ちゃんとした体裁のものを見ていただきたいのですが、そうするといつまで経っても公開しない可能性が高いため、どうかご容赦ください。
自分のことについて
どんな背景があってMCに臨んだのかがあった方がわかりやすいと思いますので、簡単に自分のことを書きます。
自分がミリオンに興味を持ったきっかけは2017年はミリシタ感謝祭でした。その時の告知でTCの開催が発表されたのですが、TCの開催期間中はまだよくわかっておらず、横から眺めてるだけの状況でした。そのため今回のMCが自分にとって初めての投票イベントとなります。
以下、
・TC直後のCharlotte・CharlotteをきっかけにはっきりとミリオンのPになった
・MC用のDiscordサーバーへの参加はどんなことをやるか見てみたいという興味本位が強かった
・今回関わった方でTwitterのフォローをしていたのが1人だけ(やり取りしたこと無し)、それ以外の方は名前も知らず完全に初めまして
・最初の話し合いの進め方について意見が募られている時に、「テキストチャットをベースに進める場合でも、ボイスチャットで進行役をする人がいると円滑に進むと思うのでその方が助かります」という提案をしたところ、言い出しっぺの法則で自分がそれをすることになった
やむを得ず最初の会の進行役をすることになったに過ぎない、あくまでも自分はまつりを担当するひとりのPで、それ以上でも以下でもない、当然のことですがその心構えでMCに臨み、今もその認識でこの記事を作成しています。
期間中に考えていたこと
目標設定
役を取る、もちろんそれは大事な目的なのですが、どんなにベストを尽くしたところで各役で1位になれるのは1人だけというどうしようもない現実があるわけです。
それを飲み込んだうえで、1人でも多くの人が満足感を持ってMCを終えられるといいな、と思っていました。
役を取れるかどうかというところには本気で取り組みつつ、それに加えて自分に出来る事がないか、約1ヵ月考え続けることになりました。
自分の色を出さない
1/22にDiscordで行われた最初の会はどの役を目指すかの話し合いでした。
20役全てについてまつりが演じた場合のイメージ、期待すること、衣装、他にもなんでも思っていることを書きこんでもらえるように進行し、その際に自分の意見は出さないようにしました。これから役を絞り込んでいく中で、特定の役を推している人が取りまとめ役になると反発を招く可能性が有ると思ったからです。
仮に強いリーダーシップを持つ人がいて、それをしっかりサポートする体制があるなら良いのですが、まつりの場合はそうではないため、誰か1人が黒子となって支える必要性を考えていました。
この時点で第1回投票で求められる自分の役割を考えていため、最後まで自分がどの役を見たかったかはっきりと明言しませんでした。
多くの人から発言が出る雰囲気・環境づくり
多くの人がいる会であっても、発言する人が少なくなることで表面上のやり取りに終始してしまうことを避けようとしました。
例えば前述の1/22では、テキストの流れが遅くなった時や、流れが良い時でも10分間隔で執拗に「なんでも気軽に書いてください」「すでに話題にした役でも今思いついたことがあったら書いておいてください」「まだ話題にしていない役でもとりあえず書いておいてもらえれば次はその役についてやっていきましょう」といった呼びかけを続けました。
また、Twitterコミュニティで姉役派の発言が一気に増えて他役についての発言が止まってしまった時がありました。
その際は、仮に最終的に姉役を目指す流れになった場合でも、他役を推す動きがあることでさらに姉役についての理解が掘り進められること、いろんな意見が出ること自体が後にまとまるためのプロセスとして重要だとお伝えして、少数意見の発信が多数派の流れに水を差すものではないと認識してもらえるようにお願いしました。
積極的な発言をお願いした時にしっかり応えていただけることが多かったのは幸いで、モチベーションが高く話を進めやすいメンバーに恵まれました。
意思決定はあくまで個々人で行ってもらう
画像の書き込みは特に、目指す役や2票目の投票先のことを強く念頭に置いたものだったと思います。様々な情報提供を行う場として機能していたDiscordサーバーですが、意思決定はあくまでもコンベンションセンターなんです、と事あるごとに強調していました。そのうえで、もしコンべが何かを決めたとして、一個人としては必ずしもその通りにする必要もないことを併せて確認しました。
Discordやコミュニティ単位での意思表示は可能な限り控える
いわゆる「陣営」としての基本的な方針の一つだったと思います。
何か企画やタグを考えようとすると、その過程でDiscordやコミュニティとして何役を推すのか、集団としての意思表示をせざるを得なくなるのですが、それを出来る限り後ろに伸ばしました。
例えば投票が始まり9割以上の投票が姉役に集中していても、最大のイベントである2/4の誕生日企画向けに用意してもらった画像には姉の文字を入れず、わざわざ推したい役を記入する欄を入れてもらったぐらいです。
また、ペア票についても同様で、こちらは最後までそのスタンスを継続しました。バレンタインあたりまではまつりの魅力をアピールすることに注力して、2票目については資料の作成も含め完全に個人の取り組みとしていました。
そして後半に入りペアとしてのアピールが必要不可欠という認識が広がってからは、特定のペアだけを推すと角が立ため陣営としては全方位を推した上で各々がその中から選択するという形式を取りました。そのためペアをアピールするための画像は工数の限りの出来るだけ多くの種類を用意してもらい、それぞれが推したいペアに対応した画像を使えるようにしていただきました。本当に感謝しております。
(自分の立ち位置の問題もあり、最終的に桃子、育、春香、恵美、このみ、貴音、美也、歌織に対応できる形のものまで作成してもらいました。)
士気の維持
進行役になった時点でこれも自分の役割になると思いました。具体的には毎回の話し合いの冒頭で、得票状況、今後の見通し、(序盤だけですが)30分速を基にした相関係数を示すことによるペア票の傾向、他にも適宜必要だと思った数字について共有しました。投票開始直後のナイーブな時期を含めビハインドの期間が長く、どうしても漠然と生じてしまう不安を和らげる意図がありました。
また、結果的に展開予想の通りに進むことが多かったことで、進行役として信頼してもらえる要因になる副次的な効果があったかもしれません。
その他
・総括を挙げるような立場ではないと思っているので、どうしてもふわっとした内容の記事になってしまいました。文章を書くことは苦手ですが、おしゃべり好きなことが進行役として役に立てたのではないかなと思います。
・期間中自分のアカウントでツイートはほとんどしませんでした。進行役として色を出さないのはもちろん、トラブル防止の意図もありました。また、他陣営とのつながりを勘ぐられるなんてことも避けたいので、自分からまつりP以外をフォローすることすら極力控えました(少ないですけど一部のフォローバックだけはしました)。
・言葉選びは過剰とも言えるほど気をつけました。特に文字情報だと内容が正しくても言葉の印象ひとつで受け入れてもらえなくなるので、Twitterコミュニティ内やDiscordサーバーでは周囲の人たちにも伝え方について意識してもらうようにお願いしました。うっとうしく感じた方も多いと思います、協力してくださりありがとうございました。
・幸運なことがたくさんありました。初めましてばかりのまつりPが軒並み良い人だったこと、その上さらに様々な特技を持った仲間がいたこと、良い人ばかりだったのはまつりP以外も。自然な形で姉役に投票が集中したこと、誕生日のタイミングが良く、自然に1回目の一斉投票ができたこと、他にもいろいろあったと思います。清々しい気持ちで3月を迎えられたこともそうでしょうか。
・現時点で第2回投票開始まであと1週間なのですが、徳川まつりのコンべ、コミュニティ、Discordでは参戦するための計画が動いています。自分は完全燃焼できたと感じていることもあり、今のところ積極的に参加するつもりはありません。ただ、第2回への取り組み方ももちろん自由です。客観的に厳しい状況だとしても前向きに挑んでいる同僚Pの取り組みを応援しています。
さいごに
おそらくまだ書きたいことが出てくるのですが、塩漬けにしないためにこのあたりで一度世に出そうと思います。今回は自陣営の狭いところに向けての内容に絞ったので、もしもう一本記事が書けた折にはその他のことについても触れようと思います。